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ドル円相場5/19週振り返り 米財政悪化懸念で続落

ドル円 米財政悪化懸念で続落

今週初めのドル円は、先週の下落を経て145円台前半でスタートしました。

先週末に米格付け会社ムーディーズが米国の格付けを引き下げたことでドル売りが強まり、週明けの19日(月)も上値の重さが続いてドル円は144.66円前後へと下値を拡大しました。

20日(火)には一時145円台半ばまで反発したものの勢いは続かず、関税措置をめぐる日米交渉で円安是正に向けた議論が行われるのではないかとの警戒感や中東情勢の緊迫化を背景に、21日(水)には143円台前半へと続落しました。

22日(木)には日米財務相会談で為替の水準に関する議論は行われなかったことや、為替は市場で決定されるべきとする原則が再確認されたことが伝わり、一時144円台前半までドルが買い戻されました。

しかし円安是正への警戒感が根強い中でその後143円台前半へと失速し、アメリカでトランプ政権が掲げる減税策をめぐって財政の悪化が懸念されていることも背景にドル売りが強まって、22日夕方には今月7日以来の安値となる142円台後半まで下落しました。

その後発表された米5月購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことで144円台前半まで上昇したものの、上値は重く23日(金)午後にかけて143円台前半へと押し戻されました。

今週のドル円はアメリカの財政悪化や円安是正への警戒感が強まる中で上値の重い展開となりました。来週は米FOMC議事要旨や米4月個人消費支出(PCE)などの重要イベントが予定されています。来週の米指標を受けてアメリカの財政悪化への懸念が強まった場合は一段とドル安が進むことが予想され、引き続きドル円の下落リスクへの警戒感が続きそうです。

 



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