【ユーロ円週間予想】強気を維持。上値余地を探る動き。
直近の日足は寄付き安値の陽線引けとなり、続伸して終えています。下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは強い状態にあります。168円台からの強い上値抵抗ゾーンに入って来ましたが、トレンドが強い状態を維持していることから、目先は押し目買い方針継続とします。166円を割り込んで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しますが、164円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。日足の上値抵抗は168.40-50，169.00-10，169.40-50，170.00-10に、下値抵抗は、167.60-70，167.20-30，166.80-90，166.10-20にあります。21日、120日、200日移動平均線は164.95，161.86，161.94に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりありません。
一方週足を見ると、4週連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。164円台乗せの越週から新たな上昇トレンド入りしており、短期トレンドは非常に強い状態を維持しています。169～171円台には一段と強い抵抗が控えていますが、今週もどこまで上値余地を伸ばすことが出来るかをトライする動きが継続すると見られます。一方で昨年7月に付けた175.42は大きな天井であった可能性も高く、大幅に続伸した場合でも170～172円台は大きな壁となる可能性も高いと見ています。短期トレンドは166円台を割り込んで越週した場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、164円を割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。また、158円を割り込んで越週しない限り、中期トレンドは“ユーロ弱気”に変化しません。今週の週足ベースで見た上値抵抗は168.60-70，169.40-50，170.20-30，170.60-70に、下値抵抗は167.20-30，166.80-90，166.40-50，166.00-10にあります。31週、62週移動平均線は161.77と163.57に位置しており、中期トレンドをサポート中です。
今週の戦略は、ユーロ買いは167.20-30で押し目買い。損切りは166.50で一旦撤退です。売りは今週いっぱい様子見か170.20-30の吹き値があれば売り狙い。損切りは171.00で撤退です。
上値は、168.40-50，169.00-10，169.40-50，170.00-10，170.20-30，170.60-70に強い抵抗がありますが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続すると見られます。下値は、167.80-90に軽い抵抗が、167.60-70，167.20-30，166.80-90にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、この下の166.30-40，166.00-10の抵抗を全て切り崩して166円台を割り込んで終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、調整下げの動きが強まり易くなります。この場合でもユーロが対ドルで強気の流れを維持していることや、対円でも165.50-60，165.10-20，164.60-70，164.20-30に強い抵抗が控えており、急落地合いにも繋がり難いと見られます。164円を割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となり、短期トレンドは大きく変化しません。
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